山行レポート-琵琶湖一周-15

　芹川のケヤキ並木
　1602年（慶長8年）彦根城築城の際、南側に対する防御および城下町の用地を確保する目的で芹川の流れを変え、
　直線的に琵琶湖に流れるようにした。その時護岸のためにケヤキ・エノキ・ムクなどが植えられた。以来400年間
　一度の決壊もなく貴重な文化遺産として現在まで残っている。並木の総数700本を越すが、最も多いのはサクラで、
　エノキ･ケヤキが続いている。最大のケヤキは幹周　4.2ｍ、樹高　21ｍに達する。
　現在では巨木に育った並木が涼しげな樹影を地面に落とし、市民の遊歩道として親しまれている。
　2011年（平成23年）に市制75周年記念事業としてケヤキの巨樹の愛称が募集され、「大老の樹」「赤鬼の樹」
　「開国の樹」などがある。


広々とした運動公園でまずは準備体操		愛知川大橋の真ん中が東近江市と彦根市の市境


湖畔で早めの昼食		湖岸の松並木をゆく

	石寺浜並木　　「琵琶湖八景」になぞらえて市民の公募により1995年（平成7年）　に彦根市の景観にふさわしい場所で選定された「彦根八景」の一つ。多景島の展望がよい。

曽根沼緑地　荒神山の西側にある沼で、緑地と隣接した心癒される憩いの地である。新緑の時期はバーべキューなど市民でにぎわい、秋には紅葉がきれいで家族連れが集まり、また冬にはバードウオッチングが楽しめる。


曽根沼をバックにハイポーズ


ケヤキ並木にて


「大老の樹」		「赤鬼の樹」


「開国の樹」		巨木が続く

　スミス記念堂
　彦根が大好きなアメリカ人牧師のパーシー・アルメリン・スミス（彦根高等商業学校の英語教師、現志賀大学（経済学部）が1931年（昭和6年）に私財を寄付して建てた和風礼拝堂である。宮大工宮川庄助氏の協力で施行され、建物の花頭窓、唐破風、屋根などは借景となっている彦根城をモチーフにしたものであり「和」を基調としつつも、東西の様式が混然一体となった独特の雰囲気を醸し出している。正面の観音開きの扉には、葡萄の蔓が巻きついた十字架や松竹梅の文様が彫られており、釘隠し･欄干・瓦など純日本風建築の中に西洋の意匠が違和感なく溶け込んでいる。1996年（平成8年）道路拡張工事のため取り壊し寸前であったが、市民達の運動により、解体保存され、2006年（平成18年）彦根城が見える現在地に再築された。

正面の観音開きの扉、葡萄の蔓が巻き付いた十字架や松竹梅の文様

コース・タイム　　　　　　天候　　　　晴れ
8:00　　　　　　　　　9:12/25　　　　　　　9:40/55(ミーティング）　　　　　　　10:05　　　　　　　　　　　　10:35/45 　JR　大阪　　能登川能登川ふれあい運動公園　・・・・・　愛知川大橋　・・・・・　アスパラダイスしんがい　　　　　　　11:20/50　　　　　　　　11:55　　　　　　　　　　12：35/40 　　　　　　　　　　12:50　　　　　　　　13:05/40 　・・・・・　湖岸（昼食）　・・・・・　柳川大橋　・・・・・　石寺町草の根広場　・・・・・　彦根八景　・・・・・　曽根沼　・・・・・　　14:35/40　　　　　　15:10　　　　　　15:30/55　　　　　　　　16:10/20　　　　　　　　　　　　　16:30/40　　　　　　　　17:23 　木和田神社　・・・・・　芹川　・・・・・ケヤキ並木　・・・・・　夢京橋キャスルロード　・・・・・　スミス記念館　・・・・・　JR彦根
リーダのコメント　＊　今回楽しみにしていたのは彦根にある芹川のケヤキ並木とスミス記念堂である。観光コースに入っていないため観光　　　客が立ち寄らない隠れた穴場である。　＊　芹川ケヤキ並木は彦根城築城の際、護岸のために植えられたもので、以来400年にわたる巨木がさくら・ケヤキ･エノキ　　　を中心に総数700本を数える。特に愛称が付けられたケヤキの巨樹「大老の樹」「赤鬼の樹」「開国の樹」には圧倒される　　　春もサクラが咲けば見事であろう。　＊　スミス記念堂は和風礼拝堂で東西の様式が混然一体となった独特の雰囲気をもっている。　＊　コースの途中にあった「アスパラダイスしんがい」では地元の農産物を買ったり、夢京橋キャスルロードではソフトクリーム　　　を食べたりと、おおいに遊んだ一日であった。

　　コース・タイム　　　　　　天候　　　　晴れ

　　8:00　　　　　　　　　9:12/25　　　　　　　9:40/55(ミーティング）　　　　　　　10:05　　　　　　　　　　　　10:35/45
　JR　大阪　

　能登川

能登川ふれあい運動公園　・・・・・　愛知川大橋　・・・・・　アスパラダイスしんがい　
　　　　　　11:20/50　　　　　　　　11:55　　　　　　　　　　12：35/40 　　　　　　　　　　12:50　　　　　　　　13:05/40
　・・・・・　湖岸（昼食）　・・・・・　柳川大橋　・・・・・　石寺町草の根広場　・・・・・　彦根八景　・・・・・　曽根沼　・・・・・
　　14:35/40　　　　　　15:10　　　　　　15:30/55　　　　　　　　16:10/20　　　　　　　　　　　　　16:30/40　　　　　　　　17:23
　木和田神社　・・・・・　芹川　・・・・・ケヤキ並木　・・・・・　夢京橋キャスルロード　・・・・・　スミス記念館　・・・・・　JR彦根

　リーダのコメント
　＊　今回楽しみにしていたのは彦根にある芹川のケヤキ並木とスミス記念堂である。観光コースに入っていないため観光
　　　客が立ち寄らない隠れた穴場である。
　＊　芹川ケヤキ並木は彦根城築城の際、護岸のために植えられたもので、以来400年にわたる巨木がさくら・ケヤキ･エノキ
　　　を中心に総数700本を数える。特に愛称が付けられたケヤキの巨樹「大老の樹」「赤鬼の樹」「開国の樹」には圧倒される
　　　春もサクラが咲けば見事であろう。
　＊　スミス記念堂は和風礼拝堂で東西の様式が混然一体となった独特の雰囲気をもっている。
　＊　コースの途中にあった「アスパラダイスしんがい」では地元の農産物を買ったり、夢京橋キャスルロードではソフトクリーム
　　　を食べたりと、おおいに遊んだ一日であった。

＊　明昭ホームページへ戻る		＊　山行レポート目次へ戻る

日　　　　　程	2014年6月14日　（土）　　　・　　　　天候　　　晴れ
ラ　　ン　　ク	A　健　　　　・　　　参加者　　8名　　（男性　3名　：　　5名　女性）
距離　・　時間	16.0ｋｍ　　　　　　　・　　　　　5：30　　　時間
リ　ー　ダ　ー	CL　NO　1205　　T.K　　・　　　SL　NO　1218　　K.K
レポート･写真	NO　1205　T.K　　　　　　　　　　編集　　NO　1122